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「おにぎり」の具は何だろう??

2011/01/24 16:47

 

こんにちは

先日、新しく誕生した演劇ユニット「おにぎり」の稽古場に行ってきました。

 

おにぎりは、俳優の村木仁さんが言い出しっぺで、市川しんべーさんと、池谷のぶえさんが加わった、

3人がメンバーです。

1月26日(水)から、座・高円寺で旗揚げ公演「斷食」が始まります。

 

公演の詳細はこちらです→http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=397

 

 

1月22日(土)のSANKEI EXPRESSです

 

 

小劇場ファンなら、あらっと気づくと思いますが、

3人に共通するのは、体重が少々多め、ふっくらした丸いキャラ。

さらに、

演出は、いのうえひでのりさん。   脚本は、青木豪さん。

ますます、丸~いです。

 

3人は、笑わせてくれて、個性豊かで、重要でいても軽やかに、印象に残る脇役が多いですよね。

意外なことに、3人が共演したことはないそうです。

池谷さんは、みなさんとほとんど初顔合わせだったとか。

 

彼らの普段の丸いイメージから、ガハガハと笑わせてくれる明るい芝居だろうと思って呑気に取材にでかけたら、

大間違いでした!!

がっつり闘う、芝居らしい芝居です。

もちろん、笑えるところもありますし、エグイところもあります。

 

【あらすじ】

哲(村木)は、ある日、15年間会っていなかった母(池谷)の死の知らせを受け取る。実感がわかない哲のところに、保険会社らしき男(市川)がやってくる…。

 

じっくり向き合わざるをえない、3人芝居です。

稽古では、それぞれの関係性の揺れ具合やら、役の感情のもっていき方やらに、皆、ずいぶん悪戦苦闘したそうです。

 

私が3人に持っていた先入観や、作品の内容への勝手な予想を、あっさりといい形で裏切ってくれました!

そして、さらに好奇心をそそられました。

ちょっと面白いことやるかなっていう遊びの軽いユニット結成ではなく、

なぜ演劇なのか、どうして演劇を続けているのか問いかけようとしている3人

 

あの青木豪さんの難物な、人間くさいごつごつした戯曲を、いのうえ演出がどうぬくもりを加え、立ち上げてくるのか?

3人の悪戦苦闘は、どんな実になるのか・・・。

 

私は、舞台上にある毒やスパイスや、舞台からの挑発が好きです。

かじってみたら、この新しいおにぎりの具は、さて何の味がするでしょうか?

観客の数だけの味わいがありそうです。

どんな舞台に仕上がっているか、楽しみに劇場へ行きたいと思います。

 

稽古場で取材撮影中…

 

 

おにぎりのブログもありました→http://blog.livedoor.jp/onigiri2011/

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宝塚講座を開催します

2011/01/21 17:26

 

みなさま、お久しぶりです。すっかりごぶさたで、ずっとお休みしていて、すみません

そして、いきなりお知らせからアップですm(_ _)m

 

お隣の部門で、「大手町ニュースカレッジ」という講座を運営しています。

そこで……あす1月22日(土)13時~

宝塚講座「宝塚歌劇100周年へ向けて~スターの変遷とともに」を開催します。

 

講師は、宝塚観劇歴46年の演劇コラムニスト・石井啓夫氏です。

 

今回は、鳳蘭さん、安奈淳さんら歴代トップスターが出演する人気公演「DREAM TRAIL~宝塚伝説」(27日18時30分開演)の、チケット付き講座(1万4000円)いう企画があります。

で、このチケット付き講座でキャンセルが出たそうで、講座は明日22日ですが、まだチケット付き講座の受け付け中です。

こちらのサイトhttp://www.newscollege.jp/top/course_c/c010.phpで申し込むか、事務局(03・3243・9828)にお問い合わせください。

 

「DREAM TRAIL」は、ほかにも杜けあきさん、麻路さきさん、春野寿美礼さん、娘役元トップスターは初風諄さん、風花さん、大鳥れいさんと、豪華出演者です。

27日の公演は、朝海ひかるさん、姿月あさとさんがゲスト出演します。

 

また、講座だけを受講したいという方も当日朝10時ぐらいまでは、申し込み可能だそうです。

講座のみの受講料は4000円(当日受付支払い可)。

こちらから申し込めますhttp://www.newscollege.jp/top/course_c/c010.php

 

石井啓夫さんは、産経新聞の文化部時代の先輩です。

宝塚歌劇のこと、東宝ミュージカルのことなど、いろいろと教えていただきました。

講座では、タカラジェンヌ第一号、初めてショートカットにした男役は?など、楽しいエピソードを盛り込みながら、宝塚歌劇について学んでいきます。

時代ととに変わってきた宝塚歌劇のスター像や、作品の傾向、現在の状況なども解説します。

 

「DREAM TRAIL~宝塚伝説」の詳細はこちらhttp://www.umegei.com/schedule/6/

 

 

 

 

これから改めて、舞台の話題を中心に、少しずつですが、ブログを更新していこうと思います。

2011年も、どうぞよろしくお願いします

 

 

 

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あす7日の「役者魂」は中村優一さんです

2010/07/06 17:10

 

こんにちは

またもや、宣伝日記で、失礼します。

 

SANKEI EXPRESSに隔週で掲載中の、「D-BOYS 役者魂」!

あす7日は、中村優一さんの登場です。

 

 

中村さんは、「仮面ライダー響鬼」のころから注目していた俳優さんです。

この夏は、舞台に、ドラマに、バラエティーにと、大活躍ですね!

 

舞台ラストゲーム」では、戦時下の早稲田大学野球部のキャプテンを男っぽく演じます。

実際に行われた、「出陣学徒壮行早慶戦」を題材にした、青春物語です。

夢を追うこと、仲間との友情のすばらしさが、ストレートに描かれる感動作ですよ。

 

ドラマもやしもん」は、8日に始まりますね。

実写の俳優たちと、CGのキャラクターの菌たちが一緒に登場するそうで、どんな映像になるのか、楽しみです。

さらに、バラエティーD-BOYS BE AMBITIOUS 」もスタートしましたね。

 

 撮影は松本カメラマンです。

 

あす7日掲載の「ON」では、実に多彩な仕事について語ってくだっています。

紙面は、どーんとアップの写真です。

どうぞ、お楽しみに

 

D-BOYSのHPはこちら http://www.d-boys.com/d-boysstage2/index.php

 

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6月27日は【カトルセゾン・劇団四季】です

2010/06/26 15:03

 

こんにちは! 毎日、蒸し暑いですね。

 

SANKEI EXPRESSで、毎月第4日曜日に、劇団四季のページ「カトルセゾン」があるのをご存じですか?

時々、原稿のお手伝いで劇団四季の劇場へうかがいます。

 

あす6月27日発売号は、「キャッツ」マンカストラップを演じている武藤寛さんが登場です。

 

取材は、横浜のキャノン・キャッツシアターで行われました。

なぜか私、劇団四季さんの取材の日は、雨になるんです

雨率80%ぐらいです

 

でも、横浜駅から雨の中、とぼとぼ歩いていったら、武藤さんが、さわやかな笑顔で迎えてくれて、ほっと

取材もサクサクすすみましたよ

劇場ロビーで撮影しました。

 

マンカストラップは、黒と銀のしましまの、頼りがいのある兄貴猫です。

 

実は学生時代、「キャッツ」の初演では、劇団四季の工房に通い、猫たちの衣装をつくっていました。

デザイン画をもとに、猫の毛を白い総タイツに特殊なペンで描いていくんです。

ですので、猫たちの見分け、結構得意です。

そして、とても思い出深い作品です。

 

1983年の日本初演から、演出も、猫の衣装も少しずつ変わっています。

昔は全て手描きだったタイツも、今は、すでに印刷(?)されたものに手を加えているそうです。

スター猫のラム・タム・タガープレスリー風白猫から、ミックジャガー風黒猫に変わりましたね

 

横浜キャッツは、舞台裏をのぞけるブログhttp://www.shiki.gr.jp/blog/cats/も充実していますね。

こちらも、おすすめです。

 

 

劇団四季のキャッツはブロードウェー公演の7485回を超え、世界2位の記録を更新中です。

ちなみに、本家ロンドンは8950回だそう。

日本の「キャッツ」がどこまで記録をのばすのか、ずっと追い続けたいと思います。

 

 

 

劇団四季HPこちらhttp://www.shiki.gr.jp/index.html

 

 

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新連載、トップバッターは城田優さんです!

2010/06/07 00:42

 

編集企画室とは、あらゆる紙面で何でもかんでも書いたり、レイアウトしたり、そして動画を撮ったりしている部署です。

ですから、もちろんSANKEI EXPRESSの紙面もときどき担当しています。

 

 

そのSANKEI EXPRESSで新連載「D-BOYS 役者魂」がスタートします。

6月9日(水)から、隔週水曜の連載予定です。

 

 

D-BOYSは、ワタナベエンターテインメントに所属する若手俳優集団です。

HPはこちら http://www.d-boys.com/index.php

ついでにウィキペディア

http://ja.wikipedia.org/wiki/D-BOYS

 

 

「役者魂」では、テレビ、映画、舞台と幅広く活躍するメンバーの、オンとオフを、ひとり2回ずつ、リレー形式で紹介していきます。

 

 

Vol.0は、イレギュラーですが、D-BOYS卒業生

城田優さん

城田さんのHP http://www.yu-shirota.com/index.php

 

 

 

8月からは東宝ミュージカル「エリザベート」で、黄泉の帝王トート役を演じられます。

「エリザベート」HP http://www.tohostage.com/elisabeth/

 

まさにトートにぴったり、絵に描いたような美しいビジュアルにノックアウトされた人も多いはず。

そこで、トップバッターにご登場願いました。

 

 

先日、インタビュー撮影が行われましたので、少しだけ。

いやあ、城田さん、カッコいいですね!

 

城田さんのオンを紹介する初回は、6月9日発売です。

7月以降も、D-BOYSのメンバーが次々と登場しますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

★SANKEI EXPRESSは、1部100円、月極2100円

  首都圏の駅売店、近畿圏の駅売店と一部コンビニで発売しています。

  フリーダイアル0120・919・005

  http://www.sankei-express.com/

 

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「エリザベート」製作発表

2010/06/02 10:00

 

8月から10月に、帝国劇場で上演される東宝ミュージカル「エリザベートの製作発表に行ってきました。

 
「エリザベート」は1992年、ウィーンで初演。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートの、激動の生涯を多彩な音楽で描いた人気ミュージカルです。(脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ)。
1996年の宝塚歌劇団雪組の初演から、全組7バージョンと、東宝公演の各トートを観てきましたが、毎回、何かしら発見がある、お気に入りの作品です。
 
物語は史実に忠実に進みますが、そこに、『死』の象徴である黄泉の帝王トートというキャラクターを盛り込んだことで、遠い国の皇室の物語なのに、物語に入り込むことができる。日本の観客にも、身分も国も関係なく感情移入できるポイントが生まれ、テーマが引き立つんです。崩壊へと突き進むハプスブルグ家の歴史と、トートとエリザベートのラブストーリーが多重構造で描かれるのも、独自の世界。
「愛」と「死」という題材には、いつも、私たち観客をひきこみ、世界観を深めてくれる魔力があります。さらに、登場人物は全員、棺桶からよみがえり、物語を演じていくのですから! 
 
東宝初演は2000年。今回は、東宝エリザベート10周年にあたり、新キャストが加わりました。
 
製作発表に登場したのは、高嶋政宏、山口祐一郎、朝海ひかる、小池修一郎、瀬奈じゅん、石丸幹二、城田優(写真右から)。
瀬奈、石丸、城田の3人が、今回から初参加です。
 
 
まずは、皆様のご挨拶を紹介します…
 
演出の小池修一郎
「2000年6月6日に幕をあけました東宝のエリザベートがちょうど10年を迎え、何人かの方が新たに加わります。作品的には完成されていますので、今回新しい曲を入るとかはないのですが、新しい出演者たちを得たことで刺激をうけて、新たな興奮を味わっていただけたら思います。8月から10月まで上演いたします。ぜひよろしくお願いたします」
 
エリザベートを演じる朝海ひかる
「2008年に引き続きエリザベートという大役を務めさせていただくこと、とても幸せに思っています。さらに上を目指して、日々努力して参りますので、どうぞよろしくお願い致します」
 
 
宝塚歌劇団退団後、初の舞台出演となる瀬奈じゅん
「『エリザベート』というすばらしい作品にたずさわることができますことは、大変幸せです。この幸せを感じつつ、誠実に頑張りたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします」
 
 
初演からトートを演じている山口祐一郎
「今は、緊張と興奮で頭の中が真っ白です。この作品に、再び参加出来ることは、非常に名誉なことだと思っております。すばらしい、夢のようなひとときをみなさんに楽しんで頂けるよう頑張ります」
 
 
トート役に初挑戦する石丸幹二
「初参加で、いろんな意味でドキドキしています。伝統あるこの『エリザベート』に、どのような形で石丸らしさを出せるか、それが私の今の課題です。皆さんと一緒にいい作品にしていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします」
 
最年少の24歳でトートを演じる城田優
「高校時代から宝塚版も含めて『エリザベート』は3度ほど観させていただいていますが、まさか自分がトート役を演じる日が来るとは夢にも思っていませんでした。大先輩とご一緒できることをチャンスに、今の胸の不安を期待に変えられるように、精一杯がんばっていきたいと思います」
 
初演からシングルキャストでルキーニを演じている髙嶋政宏
「アデランスのCMで剃った髪もようや、ここまで伸びました(笑)。家で稽古をしていますと、家の中は暗殺犯と放火魔(妻のシルビア・グラフはミュージカル「レベッカ」でダンヴァース夫人を演じている)が同居するというダークな感じでして(笑)。メーン・キャストもずいぶん変わりますが、今回はアンサンブルもほとんど変わるので、どういう科学変化がおきるか、今から楽しみにしています。お客さまから、台本が変わったのでは?とか、演出も変わったでしょう? 舞台装置を一新した? と、同じ作品なのに言われるぐらい、頑張っていきたいと思います」
 
フォトセッションで・・
 
 
 
挨拶に続いて、質疑応答が行われました。
最初の質問は、小池修一郎さんへ
キャストのみなさんの印象と、期待されることは?」
 
 
小池先生ならではの、丁寧なお答えだったので、そのまま紹介しますね。 
 
 
小池さんから見た…
「今、高嶋さんが全く違う作品のようにとおっしゃっいましたが、10年間、ずっとそういう気持ちで毎公演に取り組んでくださったおかげで、作品が劣化しないのだと、本当に感謝しています。10年かけて熟成されたルキーニが観られるのはないかと、楽しみにしています」
 
山口祐一郎は、
「言うまでもなく、日本のミュージカル界を支えてらっしゃる方。山口さんのトートは完成された芸でして、いつも『おーっ』と感嘆しながら観ています。ずっと演じていらして、ご自身の中でマンネリ化することもあるだろうとは思うのですが、その都度、トートとしてご自分の新しい部分をみつけていらしゃる。そして、無我の境地に入られるようなときがあって、毎回面白いなあと思って観ています。この10年間に、さまざまな仕事をなさり、築かれてきたものに敬意をはらいますね」
 
「エリザベートは2回目ですが、前回より女優として男優さんと共演することに慣れたと思うので、より練れた女っぶりのような部分を、すごく楽しみにしています。シシィと呼ばれた少女時代から、て結婚し出産を経て、旅に出ていく。エリザベートの人生のいろんなプロセスが、今の朝海さんの人生のどことマッチしていくのか、楽しみにしています」(朝海は元宝塚歌劇団雪組トップスターで男役でした)
 
 「2005年に、宝塚歌劇団でエリザベート役を演じていますが、今回が男優との共演は初めてですね。前よりドキドキして、不安もあるでしょうが、その過程から女優としての自分を見出していけると思います。今回は、女優、瀬奈じゅんの手助けさせていただき、お客さまと一緒に見守っていきたいとも思います。そして、彼女のひたむきな姿勢というのが、シシィが皇后になっていく葛藤にもマッチするのではないかと思います」(瀬奈は元宝塚歌劇団月組トップスターで昨年退団)
 
石丸幹二は、
 「端正な、ミュージカル界のプリンスという感じなのですが、トートという役は、コスプレイ系のビジュアル面が強烈なのと同時に、超越的な役どころでもあるので、普段の石丸さんとは違う面を見せてくださるのではないかと思います。石丸さんとは初めてなので、どういう風になさるか、私自信も楽しみにしています」
 
城田優は、
 「実は、2003年に皇太子ルドルフ役のオーディションを受けに来てくれたのですが、当時は、まだ若すぎると思ったのです。でもそのとき、女性スタッフが『早くあの子が成長して、トートを演じるのを見たい!』と騒いでいたの覚えています。その後、2本のミュージカルに出ていらしたのを拝見して、どちらもとてもいいなあと感じ、今回、ご縁があり出演いただくことになりました。若いのですから失敗を恐れずに。そして、先輩の山口さん石丸さんと同じ役をやるということで、城田優という俳優が形成されていく過程に、何かいいものを残すだろうと期待しています」
 

この後、「エリザベート」の魅力や、チラシなどの扮装写真の撮影エピソードについて質問がありました。
 
製作発表の後には、囲み取材も行われました。(敬称略)
 
「エリザベート」は8月9日~10月30日(土)まで、
東京・日比谷の帝国劇場で上演します。
 
 
     
 

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「井上ひさしを語り継ぐ」

2010/05/24 02:02

 

10か月ぶりの、ブログ更新です

長らく休んでおりましたが、そろそろ復活しようと思います。細々と仕事のことや、観劇記録をつづっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

5月23日(日)、座・高円寺(東京都杉並区)で劇作家協会による「井上ひさしを語り継ぐ」という催しがありました。(そういえば、昨年8月の前回の日記も井上ひさしさんの名前が登場しています)

4月9日に、肺がんで亡くなった井上さんは、劇作家協会の初代会長でした。

 

井上ひさしを語り継ぐ」は、劇作家協会の会員と戯曲セミナー卒業生が対象でしたが、その知り合いなら参加可能と聞き、鈴木聡さんにお願いして見せて頂きました。

 

 

司会は、渡辺えりさんと鈴木聡さん。

「追悼の会はやめて、明るく陽気にやってくれ」との井上さんの言葉を守って、派手なワンピースのえりさんと、ピンクのネクタイの鈴木さん。

 

 

 

会は、別役実さんの挨拶から始まりました。

別役さんは、井上さんの4つの功績について話されました。

 

「せりふの時代」の刊行

さまざまな苦労があって、ようやくこぎつけたこと。(その「セリフの時代」もこのほど休刊が発表されました)

会員資格の規定

井上さんが決めた資格は「クリスマスに子供たちのための芝居を書いたお父さんも入会できるように」。これが劇作家協会の性格を決定し、なごやかな形で集団ができたのではないか、と別役さん。

喜劇の奨励

井上さんは、喜劇作家出身。正統な演劇より一段下に見られている喜劇を、大事にしてくれたと。

・最後はこれを功績とすることに反対な方もいるでしょうがと前置きして、大変な愛煙家だったこと

井上さんが行くとなると、どんなお堅い施設でも喫煙室をつくってくれて、愛煙家はお相伴に預かった。もしかしたら、天国でも、井上さんがいらしたから喫煙室が設けられているかもしれません。

 

愛煙家の別役さんらしくユーモアを持って話されました。

 

 

 

斎藤憐さんの最後の挨拶にも印象的な言葉がありました。

「17年間、つきあっていろんなことを学ばせてもらった中で、一番感じたのはパブリックということと、広場ということだ」と。

「せりふの時代」の刊行のあたっては、自費で出版社の重役さんを高級料亭に招いて、劇作家のために戯曲雑誌を出したいと頭を下げて実現されたそうです。

 

 

 

この日のメインプログラムは、劇作家による井上作品のリーディングです。

劇作家の皆様が選んだ井上作品をあえて紹介しておきます(登場順、敬称略)

 

青井陽治 「ある八重子物語

赤澤ムック 「化粧」

石原美か子 「ロマンス」

長田育恵 「夢の泪」

工藤千夏 「人間合格」
小松幹生 「うかうか三十、ちょろちょろ四十」

坂手洋二 「日本人のへそ」

篠原久美子 「頭痛肩こり樋口一葉

佃典彦・平塚直隆 「国語事件殺人辞典」
永井愛 「しみじみ日本、乃木大将

長塚圭史・丸尾聡 「太鼓たたいて笛ふいて」

長谷基弘 「国語元年」

羊屋白玉 「十一ぴきのネコ」(歌)

平田オリザ 「イーハトーボの劇列車」、
ふじたあさや 「十一ぴきのネコ」

別役実 「藪原検校」

マキノノゾミ 「夢の裂け目」

本谷有希子 「組曲虐殺」
横内謙介 コント 「看護婦の部屋」

わかぎゑふ 「ある八重子物語」

鈴木聡 「頭痛肩こり樋口一葉

渡辺えり 「化粧」

野田秀樹 「小林一茶

 

それぞれが、どのせりふをピックアップしたのか、ぜひ戯曲を手にして、全編を読んで、想像してほしいです。

 

 

 

続いて、遺作「組曲虐殺」に出演した神野三鈴さんと井上芳雄さん、作曲の小曽根真さん(歌とピアノ)が登場し、挿入歌を披露。

「豊多摩の低い月」(渡辺えりさんも急遽参加)、「信じて走れ」、「胸の映写機」の3曲を歌いました。

 

本棚にかれが いるかぎり カタカタまわる 胸の映写機

 

 

会場にいた誰もが、自分の本棚にある井上作品に思いをめぐらせたと思います。

井上さんの残した言葉が胸にささる、本当にすてきな会でした。

(メモから起こしたので、何か間違いがあったらお許し下さいませ) 

 

 ロビーには井上作品のポスターが…

 

(佃&平田氏の読まれた作品名に間違いがあったので訂正しました。井上先生、申し訳ありません。丸尾聡さん、ありがとうございます!)

 

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8月6日と9日

2009/08/09 23:52

 

毎年、ちょっとだけ、立ち止まってみる日です。


若い劇団が、原爆を題材に、真摯に舞台をつくっていると、未熟でも、信頼し、次が楽しみになります。


井上ひさしさんの「父と暮せば」を、海外で英語で、ちゃんと上演したいと思い続けて、何年たつだろう。

この時期、戦争のドキュメンタリーやら芝居を、観たり、読んだりします。
(本当は、この時期だけじゃいけないんだろうけど)

「海軍あって、国家なし」
さっき、ドキュメンタリー番組で流れた言葉。

国家あって、●●なし・・のほうが怖いかなあ。


まるで、わが社のようで、わが東京のようで、わが国のようで。

 

セミの爆鳴シャワーを浴び、生きていることを実感する昼下がり。
毎年、したたかに自立し、強く優しくいたいと思いなおす、日本の夏です。

 

そんなこんなで、お久しぶりで、大変申し訳ありません。

ひのちゃん先輩が、なんだか「宗匠?」なんて呼んで、たまーにブログに登場させてくださるものですから、更新をさぼっていても来て下る方がいて、感謝やら申し訳ないやら。

今は、こんなページ「いべさん」http://www.eventsankei.jp/

の運営と、いべさん内での新しいブログの構築にアクセクしております。

観劇数も激減のまま・・・・・・・・・・・・・悲しい。

 

でも、劇場通いはやめられないので、細々と続けていきます。

秋には大久野島に行こうと思います。 

新しいいべさんブログに移るかもしれませんが、こちらでもお知らせしますので、見捨てずどうぞよろしくお願いします。

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ご無沙汰してます

2009/05/25 00:41

 

すっかり、ごぶさたで、本当にすみません。

担当が増えたり、苦手なIT関係の業務が加わったりで・・・・・。

と言い訳ですね。

 

というわけで、社命でこんなサイトの担当になり、立ち上げ運営管理に追われています。

 

企画事業局の公式サイト

その名も、イベントサンケイを略して

http://www.eventsankei.jp/

です。

 

ここでは実は勝手に編集長を名乗っています・・・・・。

その中に、企画事業局ブログがあり、そこの担当にもなり、いろいろ日記も書いてます。

先日は、安蘭けいさんの、「ミュージカル アイーダ」の制作発表の様子を紹介しましたよ。これです→http://sankei-jigyou.iza.ne.jp/blog/entry/1036472/

 

イキウメや、シアタークリエの森の中~が面白くて紹介したかったのですが、こちらのプライベート観劇日記まで、なかなかこちらまで手が届かず。申し訳ありません。

 

というわけで、「いべさん」や「企画事業局ブログ」の中に、演劇情報をたっぷり盛り込んでいこうと計画しています。どうぞ、公演情報をお寄せください。そして、アドバイスをお願いします。

 

このブログはちょっとお休みで引越しですが、今後は新しいサイトとブログを、どうぞよろしくお願いします。

 

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安蘭けいさんのサヨナラ公演

2009/04/26 21:48

 

 

きょうは、宝塚星組のトップスター、安蘭けいさんの、宝塚人生最後の日。

さよなら公演の記者会見をのぞいてきました。

 

さよならショーの演目をみて、なんて記憶に残る作品が多いのか!と改めて驚きました。

本当に力のある舞台人だったと思います。

さよならショーの最後に、涙をこらえながら「星を継ぐ者」を歌う柚希礼音さんを観ながら、これからも星組を応援していこうと思いました。

 

取材の会場でENAK編集長に会いましたので、会見の詳細などは、アップしてくれると思いますので、そちらをどうぞ。MSN産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090426/tnr0904262027015-n1.htmにも出てます。

 

ここでは、退団するトップコンビの挨拶を紹介しますね。

さみしいだけではなく、未来につながる素敵な挨拶でした。

 

 遠野あすかちゃん

昨日までこの千秋楽のごあいさつを考えなくてはと、一生懸命、紙とペンに向かい合ってきましたが、どうしても、考えることができませんでした。

愛する宝塚と大切な仲間たちと離れるさみしさで、どうしても考えることができませんでした。

きょうの千秋楽に、お芝居で、ショーで、この舞台で見た光景は、すべてが、何もかもがキラキラと輝いて見えて、信じられないほど美しい光景でした。

人の心の美しさが毎日感じられるこの宝塚が本当に大好きで、きょう、こうして1日を終えて、仲間の愛を感じて、ようやく前を向く勇気が出てきました。

これからは皆さまと一緒に客席から、愛する宝塚を応援していきたいと思います。

12年間、私を支えてくださった皆さま、本当に、ありがとうございました!

 

そして、

 

安蘭けいさん

 

とうとうこの日がやってきました。今、私の心の中は、達成感、充実感、満足感でいっぱいです

・・・・と言いたいところですが、やはり、さみしくてしかたがありません。

家族の愛、仲間の愛、スタッフの愛、お客さまの愛に包まれて、こうして卒業できること、本当に幸せです。

19年間、いろんなことがりました。

ですが、この幸せな一瞬を迎えるために過ごしてきたんだなと、今、つくづく感じられます。

私の夢の第1章の幕が今日、おります。ですが、明日から第2章目めの幕があがります。第2章の夢で、また皆様にお会いできるのを心から楽しみにしています。

宝塚、男役、安蘭けいを、長い間愛してくださり、本当にありがとうございました。

わが、宝塚人生にまったく悔いはありません!

 

本当にありがとうございました。

 

 

10人の退団者ひとりひとりを紹介する、組長の英真なおきさんも、すばらしかったです。

みなさん、おつかれさまでした。

 

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